交通事故は運送業にとって倒産の原因にもなるため常に注意すなくてはなりません。

倒産危機②交通事故

 

運送業をやっていると、少なからず発生するのが交通事故です。
相手の過失が多きかろうが、従業員の過失が大きかろうが、交通事故が起きたらとにかく大変なのです。

どれだけ安全運転や健康管理に注意していても、起きる時は起こってしまうでしょう。
交通事故を肯定する訳ではありませんが、やはり無縁なものにはならないのです。

この交通事故が原因で私は倒産危機を迎えました。
燃料費の高騰で地獄を見ていましたが、交通事故のトラブルは完全に終わったと心が折れるほどです。
どれだけ大きな負担だったのか、当時の状況を交えつつ紹介したいと思います。

 

交通事故の損害

ある日、事務所で書類整理を行っていると電話が鳴りました。
その電話はトラックのドライバーからで、交通事故に巻き込まれてしまったというものだったのです。
不幸中の幸いでドライバーに怪我はなく、相手の運転手も軽症で済みました。

倒産の危機

 

さて、問題はこの後です。
まずトラックが損傷してしまったので修理に出さなければなりません。
修理費用は全部で45万円となり、かなり痛い出費になりました。
保険に入っていたので多少の負担軽減にはなりますが、それでも苦しい状態です。

 

さらに問題なのはトラックの修理が終わるまで稼働が4台になってしまう点でしょう。
稼働を減らせば利益は減りますし、配達に遅延が出れば信用問題にも関わります。

この時は残業時間を増やし、残りの4台でどうにかフォローすることが出来ました。
とは言え残業代が増えましたしドライバーの疲労も蓄積してしまい、会社的には情けないところです。

損害はこれだけに留まりません。
交通事故の際に一部の荷物が破損してしまったのです。
今思い返すだけでも気分が悪くなるほど、当時は混乱していました。

 

倒産の危機が迫る

トラックの交通事故により修理費用荷物の賠償残業代の増加で経営は悪化しました。
ギリギリ乗り越えるラインを越えてしまい完全に現金が不足する大ピンチになったのです。

 

途方に暮れてしまった私は、仲の良い別で運送業をやっている社長へ相談しました。

そこで教えてもらったのが融資やファクタリングによる資金調達です。

 

最初は金利の低い金融公庫や銀行から融資をしてもらうことを考えました。
しかし、事業計画目的等をしっかりと伝えなくてはならず、融資を受けるのが困難だったのです。

 

実際は、資料をちゃんと作れば問題無かったのかもしれません。
当時の私は精神的な余裕が無く、焦りが先行してしまいのんびりと構えることが出来ませんでした。

 

200万を借りてピンチをやり過ごす

そのため、苦しい状況ではありましたが消費者金融キャッシング枠などで合計200万を借りることにしたのです。
この200万で当面を乗り切ることが出来、どうにか倒産の危機を回避しました。

 

その後、従業員の努力もあり経営状態は安定したところまで持ち直せたのです。
借りた200万も金利を乗せて返済完了です。

 

失敗談ばかりで不安になる人も多いと思いますが、それ以上に楽しく充実しているというのが本音です。
今では私の運送会社も黒字化しており、従業員へ多めのボーナスを出せる状況になっています。
簡単ではありませんが、サラリーマンの時よりも遥かに稼げているので、今後も邁進して行きたいと思います。

 

TOPへ