軽自動車を使った小規模な運送業種が最も簡単な開業方法です。

3つの開業方法

実は運送業と言っても、大きく分けて3つの種類があります。

 

それぞれ特徴が異なっており、準備する金額仕事の内容も違っているのです。
この3つの開業方法を知っておけば、自分が目指すビジネスの形がどれに近いか見えてくるでしょう。

開業する時に勘違いをしないためにも、申請方法や詳細をしっかりと把握しておいてください。
ここでは開業方法に関係する3つの手法についてまとめました。

一般貨物自動車運送事業

運送業と聞いて真っ先に思い浮かぶのが、この一般貨物自動車運送事業です。
私もこのビジネスの形を考えていました。

 

他人からの依頼で荷物を受け取り、それを送り先へ届けて料金をもらうのが該当します。

 

人員の確保に悩む様子

運行管理者資格を持った人員やドライバーが最低でも5人いなければならず、営業所駐車場、休憩所なども必要になります。
しかし、最も需要が高い部分でもあるため、ビジネスが軌道に乗れば成功は確約されていました。運送業の人手不足を私の会社が少しでもカバー出来れば、それだけ利益も出るというものです。

独立起業して大きな成果を上げたい人は、一般貨物自動車運送事業で開業することをおすすめします。

特定貨物自動車運送事業

一般貨物は不特定多数の荷主が居ますが、特定貨物の場合は荷主がしっかりと固定されています。
例えばコンビニや特定の飲食店、特定のメーカーなどに雇われている場合が該当するでしょう。

 

特定の企業から発注を受けて荷物を運ぶ、それが特定貨物自動車運送事業です。

 

提携を結んだ飲食店

これは開業前から特定の飲食店やメーカーとコネがある人におすすめとなります。

 

一般的なサラリーマンが独立起業しても、大手のメーカーなどから簡単に仕事は貰えません。
強いコネクションや繋がりがあってこそ選択できる事業でしょう。

ちなみに一般貨物自動車運送事業と同じで運行管理者とドライバー5名が必要となります。

貨物軽自動車運送事業

軽自動車と書いてあるように、小規模な運送業をやるならこの事業が該当します。

個人で小さく運送業をやるなら貨物軽自動車運送事業が良いでしょう。

 

この貨物軽自動車運送事業のメリットは、1名から事業を始められる点です。
軽トラックが1台あれば良いですし、他には運行管理者資格や整備管理者資格があれば問題ありません。
最も小さく始める運送業だと言えるでしょう。

 

ただし、運べる荷物は小型のものだけという制限が付いてしまいます。
そうなると飲食店やメーカーからの受注に影響が出ますし、ビジネスの幅は狭まるでしょう。

 

起業を行う場所で、小型荷物の需要がどれだけあるかは事前にリサーチしておくのが無難です。
せっかく開業したのに集荷の依頼が掛からない状態では切なくなります。

このように3つの開業方法があるので、自分のビジネスの形がどれに近いか確認してみてください。
初期投資ビジネス形態に関わるためじっくりと検討してみるのが良いです。

TOPへ