運送業界で役立つ資格
トップページで紹介しているように、私は未経験で普通車の免許以外は何も資格がない状態で独立起業しました。
私がやっているようなAmazon、大手運送会社の下請けで個人宅への宅配業務をする場合は、特別な資格はありません。
大型トラックのドライバーや、軽自動車以外の営業ナンバー(緑ナンバー)を取得して独立するのであれば、必要な資格がたくさんあります。
運送業界で役立つ資格をまとめたので、キャリアアップや独立起業したい方は参考にしてみてください。
転職に有利な資格
ドライバーとしての転職に有利な資格は以下のものがあります。
危険物取扱者
中型自動車免許
玉掛作業者
クレーン運転士
大型自動車免許
けん引免許
フォークリフト
運転免許以外は、基本的に就職してから職場の支援で簡単に取得できる資格です。
運送業の求人ではフォークリフトを優遇する仕事が多いですが、フォークリフトは主にウイング車の仕事で活用する流れになり、ウイング車は大型トラック以外に採用されることは滅多にありません。
運転免許や乗りたい車の大きさに合っていない資格を取っても役立つことはないので注意してください。
危険物取扱者は3種類の資格があり、ガソリン・灯油など運ぶものによって必要な資格が異なります。
普通車では運送ドライバーではなく、ガソリン販売業者や現場で働く職人の仕事で求められることが多いです。
玉掛作業車とクレーン運転士はユニックなどのクレーン車や平ボディのトラックに重機・機材を積む際に使います。
建築業で働く場合のほか、機材のレンタル・リースを提供する運送業で役立つものなので、運送業の中でも特定のカテゴリーで働きたい気持ちがなければ無理に取得しないで大丈夫です。
大型トラックのドライバーをしたい場合は、職場支援でフォークリフトやけん引免許を取得することができますが、資格保持していると就職が有利になります。
続いて、大きな運送会社で役立つ管理者向けの資格をご覧ください。
- 倉庫管理主任者
- 運行管理者
- 整備管理者
- ロジスティクス管理
- 物流技能管理士
- 衛生管理者
いずれの資格も数日程度の研修か比較的簡単な筆記試験で取得できる資格です。
運送業の多くは管理職になる人が職場からの支援で取得しています。
独立開業する際も、独立することを決めてから最低限の資格取得を考えれば問題ありません。
まとめ
運送業界で役立つ資格は色々ありますが、業務内容に沿った資格でなければ取得しても意味がありません。
私が資格なしで独立起業したように、個人宅への配達をしたい場合は何も資格を取得しなくて問題ありません。
運転免許以外の資格については、具体的な計画がなければ無理に取得しないで大丈夫です。
中型・大型トラックのドライバーへキャリアアップしたい場合は、時間とお金に余裕があるタイミングで免許取得を検討してみてください。
乗る車が大きくなっても収入アップへ繋がるとは限りません。中型・大型トラックは一度に長い距離を運転する仕事が多いメリットがあります。