最近注目されている資金調達「ファクタリング」には運送業にも最適な理由があります。

早期の資金調達に強いファクタリング

 

運送業を考えている人に知ってもらいたいのが、資金調達の方法です。
経営者の大きな役割はこの資金調達の方法をどれだけ知っているかに尽きるのです。

 

どうやって事業を進めるか、いかに収益を上げるか、これは非常に大切なことでしょう。

 

しかし、運転資金が尽きれば倒産となりゲームオーバーになるのです。
最悪の事態を避けるためにも現金調達の方法をいくつも知っておかなければなりません。

 

そこで紹介したいのがファクタリングです。
特に運送業を始めたばかりの初期のタイミングで強い味方になってくれるでしょう。

 

 

ファクタリングとは?

ファクタリングのイメージ

簡単にファクタリングを説明すると、売掛債権を第三者へ買い取ってもらうことです。

 

運送業で稼いだ売上は翌月翌々月に支払われることが多いでしょう。
そうなると、荷物を運んだことによる売上はあるけど、支払いがあるまで手元に現金が無い状態になります。

 

この時、翌月や翌々月まで支払いを待っていられない、今すぐ現金が必要になるかもしれません。
そこで活用出来るのがファクタリングなのです。

 

翌月や翌々月に支払われる予定の売掛債権を、第三者へ売って現金を調達することが可能です。
例えば翌々月に300万の支払いがあるなら、それを290万でファクタリング会社へ売るのです。

 

ファクタリング会社自社2社間で行う場合もあれば、支払う側の会社も交えた3社間のファクタリングもあります。
それぞれにメリットとデメリットがありますが、ここでは割愛してしまいます。
大切なのはファクタリングによって素早く資金を調達できることを知っておけば良いのです。

 

 

ファクタリングが必要になるタイミング

 

運送業でファクタリングが必要になるタイミングは意外と多いです。
私も起業後に2回ほどファクタリングを利用して資金難を乗り越えました。

 

運送業は荷物を運ばないと売上になりません。
つまり、荷物を運べない状況になると経営が一気に悪化してしまうのです。

 

多いのはトラックの故障病気や退職によって従業員が居なくなってしまった時でしょう。

故障したトラック

トラックの故障は修理費用がかなり必要ですし、修理が終わるまで稼働出来なくなるのです。
売上が一時的に下がってしまうと人件費やその他の経費が支払えなくなり、不渡りを出す恐れすらあります。

 

会社の売上は黒字なのに支払いが出来ず、黒字倒産するケースさえ存在しています。
こうした状況になったら迷わずファクタリングで売掛債権を現金化してしまうのが良いでしょう。

 

病気や退職によって従業員が居なくなるのも同様です。
トラックがあっても運ぶ人がいなければ運送業は成り立ちません。

 

新しい従業員を雇うにしても、求人広告も無料ではありませんし面接費用も増えるでしょう。
やはりこのような場合もファクタリングで会社のキャッシュフローを改善するのが望ましいです。

 

早期の資金調達に強いのがファクタリングで、経営者には必須の知識だと言えます。
現金が不足しそうな場合は早めにファクタリングを検討して行きましょう。

TOPへ